ユルクネ。

*20代で渡米。30代になってから妊活、不妊治療。二児の母となり、アメリカで育児(自)中です。*

海外移住パターン

一体どんな人が海外移住しているのか。最近は教育移住とか、海外に出ると言う選択肢がずいぶん普通にあがってくるようになっている(実際するかはともかく)イメージですが、現時点で10年以上アメリカにいる、すなわち2010年ごろに海外に出た人たちが周りに多い私。自分もアメリカ来て10年と言うよりはそろそろ20年。移住するとは思ってなかったので、まさかこんなに長くいることになるとは。。。

で、あくまで私の周囲は、の話ですが、やはり国際結婚組が圧倒的に多い。アメリカに住む!とか、海外移住する!とか考えていたというよりは、たまたま配偶者がアメリカ人だったので住むことになった、と言うパターン。日本語ができるアメリカ人は超めずらしいですが、そういう奇特なアメリカ人と日本で出会ってアメリカに移ったりするので、パートナーが日本語ができる場合、その人の英語力は必ずしも高くなくても大丈夫。もちろん、英語できる人もいますが、このパターンだと、家庭内では100%日本語、と言う擬似日本みたいな環境でアメリカ暮らししている人もいるくらい。周囲の国際結婚カップルでは9割方、日本人女性がアメリカ人の夫を持つ、と言うパターン。女性の方は英語コンプレックスを持っていたりするので、日本でちゃんとキャリアがあっても、アメリカで就職なんて無理、と感じていて専業主婦をしている人が多い。私の周囲にはこのパターンの人が多いのですが、普通に優秀な人たちがたまたま専業主婦をしているので、働いてたら仕事できるんだろうな〜と思う気のつき方、物事進めるのも早い、気遣いもできる、周囲との和を保つのが上手、と言う素晴らしくできるい人ばかり。

そして、この国際結婚組では少数派だけれど、一部いるのは、アメリカ人パートナーを持っている日本人の方も留学するなりアメリカで学位を取るなりしていて、仕事をしている。留学して、就職して、普通にアメリカに住んでいるときにパートナーと出会った、とか。しかし、このパターンでも、アメリカ移住!とか考えていたかと言うと??? なぜなら、卒業して運よく就職できても、その後ビザが続くかわからないから。H1Bというビザを出してくれる企業はまああっても、グリーンカードまでサポートしてくれるところはなかなかない。稀有な能力を持っていると、自力でグリーンカード申請もできるのですが、全員に当てはまるわけではない。なので、10年とかいうスパンで今現在アメリカに残っている人のほとんどは、配偶者がアメリカ市民、またはグリーンカード保持者が多いです。

国際結婚組に比べるとごく少数ですが、日本人であるその人本人が、自分のスキルをもってグリーンカードを取得している場合もあります。配偶者は日本人だったり外国人だったりいろいろですが、まあ基本、英語ができて、仕事もあって、グリーンカードがとれるくらいの力量がある人なので、国際結婚してるかもしれないし、配偶者は日本人だったりもします。私自身が既婚・子持ちというスペックなので、サンプルにものすごーく偏りがありますが、長期アメリカにいて、シングルの場合成り立つのは、こうやって本人に高い能力がある場合なのかなーと思います。仕事がなかったら生活できないし、ビザやグリーンカードがなかったら不法滞在だし(汗

そして最後に、個人的にはこのパターンの日本人に出会ったことがないですが、DV lotteryで当選した人。今もやってるのかなーと思ったら、やってました!(2025年版)日本人は数として少ないので応募資格あります。私もグリーンカード取る前は毎年応募してました(泣 あの頃はなんとか滞在し続けるステータスを取るのが目下の目標だったな。。。と遠い目になってしまうのは、イミグレには悩まされ、紆余曲折あったからです。

さて、なんだ結局国際結婚か、って感じですが、これは10年以上前に移住した人、そして私の周囲のみという偏った情報。最近では事情も違うと思うので、ひと昔前はそんな感じだったんだな〜と思っていただければ。