ユルクネ。

*20代で渡米。30代になってから妊活、不妊治療。二児の母となり、アメリカで育児(自)中です。*

PCOSって治るの?

治る、のかもしれません。1回目の妊娠前に卵巣のエコーをとっていたときは、たしかに卵胞がたくさんみえて、お医者さんにもPCOSだね、といわれていました。でも、二回目の妊娠のエコーをとった時、「PCOSにはみえない」といわれました。排卵に日数がかかるのは相変わらずでしたけど。それを排卵障害と呼ぶのか、個人差というのかは、結果的に受精可能な卵子を排卵できるのかによるのかも。通常、周期が30日+はあんまりよくないときいていたけど、三度目の妊娠のとき、私はもうしっかり40日周期になってしまっていたし。不正出血まであったし。あ、卵管もひとつだめなはずだったし。全部、妊娠のためにはよくないファクターだけど、それでも妊娠につながりました。

もし、PCOSだけが問題で、まだ35歳には遠い若い人や、卵管に問題がない人は、妊娠にこぎつけるのはそんなにむずかしいことじゃないのかも。妊娠したくて検索しまくってたときに、「PCOSの人は、排卵さえできてしまえば妊娠はそうむずかしくない」というのを読んで元気づけられたのを覚えています。でも、その「排卵さえできれば」を可能にするために、体の全体的な機能向上にむけて、運動したりっていう努力は必要。温活は、熱を作り出せる体(外部からの熱をとどめるのではなく)を作ることなので、熱生産に運動と多少の筋肉がいる。それから、私はもともと鎮痛剤とか頭痛薬とかほぼ飲まない人だったのであんまり気にしてませんでしたけど、薬の常用も体を冷やすことにつながっていくので、食べ物だけでなく口にするものに気を配るのも大事。こういう細かいことを全部少しずつやっていくと、小さな努力の成果が出るまでの時間が短縮できそう、かな。

妊娠をむずかしくする要素はいろいろあると思いますけど、問題がいわゆるPCOSだけなら、妊娠に至るまでそんなに時間はかからないかもしれません。