ユルクネ。

*20代で渡米。30代になってから妊活、不妊治療。二児の母となり、アメリカで育児(自)中です。*

夏のヨーロッパでの装い(持ってきてよかったもの)

なるべくミニマルに、と思ってパッキングしてきているので、持参した服は最小限。これは持ってきてよかった、と思うアイテムは、(1) 重ね着のできる長袖、スカーフ (2) キャップとサングラス(3) ショートパンツ (4)ビーチタオル (5) 何にでも合うスニーカー

今回は主にフランスとスイスに滞在していたのですが、ヨーロッパの夏は東京の夏に比べて湿度が低く、気温が高くてもずっと過ごしやすい! これは、日本の酷暑の後ではものすごーくよかったことですが、同時に、朝晩はしっかり気温が下がるということ。日中30度近くても朝は20度行かないくらいなので、まずは長袖必須。軽く羽織れるカーディガンとか、スポーティな格好ならトレーナーとかパーカーとか、半袖またはノースリに重ねておいて、日中気温が上がり次第脱ぐ、というのがよし。ある程度標高の高いところに行く予定があるならやはり長袖あった方がいい。たとえ気温が高くても、薄手のカーデなら日除けになるし。ちなみに、日本のようにアームカバーとかしてる人はもちろん皆無なので、それすると一気に浮く(私がなぜ極力浮きたくないのか)。まあ、車内とかプライベートな空間で使うのにはあってもいいかもですが。あと、薄いスカーフとかストールとか。これも肌寒ければ超お役立ちだし、日除けにも。暑い車内の中で子どものカーテンがわりにして日除けにしたり重宝しました。

そして、サングラスと帽子。なくてもいいけれどあった方がいい。スイスでアルプス山脈を眺めながらピクニック、とか、サングラスがあったから景色を存分楽しめた感じ。帽子はキャップかあまり大きくないパナマ帽ぽいの。日本でよく見る、100%紫外線から守ります、みたいな大きいのはちょっと…かな。いや、リゾートホテルのプールサイドとか、ビーチでなら大きい帽子も似合うかもですが。できれば子どもも、帽子だけでなくサングラスもあった方がいい。現地の子たちは3歳児くらいでもみーんなサングラスかけてました。私は超近視なので、メガネかコンタクトがないと何も見えない。で、1、2時間かけて車で遠出すると帰りは寝てしまうことも。そういう時、JINSで入手したサングラスの色付きレンズが取り付け可能なメガネがお役立ちでした(帰りの車中、寝られる。運転してくれてありがとう、夫❤︎)

あとは、日本人で妙齢の女性としては気がひけるかもですが…ショートパンツ。それも、かなり短くて太ももばーんて出るやつ。女性はティーンエイジャーからおばあちゃんまで、それこそかなーーーりふくよかな体型の方でも履いているので、みっともないとか考える必要なし。暑いんだから、丈は短い。動きやすく、スカートでなくパンツ。シンプルです。長いパンツを履くなら、テロッとした素材のワイドパンツ。これだと涼しい。柄物とか綺麗な色とか履いている女性がたくさん目についた(自分の好み)。もちろん、山にハイキングに行くならカーゴパンツとかジーンズになりますが。それも山はある程度気温が低いから。

あとは、着る物ではないですが、持ってきてよかったのがいわゆるビーチタオル。アメリカでもその傾向がある気がするんですが、ヨーロッパの人ってビーチタオルをプールサイドやビーチで広げてそこに座ったり寝そべったりする感じ。アメリカでよく見る「ピクニックブランケット」でもいいと思いますが、日本人が思い浮かべそうなビニールシートではない(実用的だけどね)。敷物にすることが多いですが、まあ大きいタオルなので、寒かったらそれを膝にかけたり、寝ている子どもにかけたりとかもできる。湖のほとりでも、プールサイドでも、芝生の上のピクニックでも使ったので、あってよかったです。

そして足元はスニーカーか歩きやすいサンダル。たくさん歩くならやっぱりスニーカーがいいかな。今回はスタンスミス。これだと足元が湿っていても大丈夫だし、たぶん多少は雨もOK、ジーンズにもショーパンにもカジュアルめのロンスカにも合わせられて重宝。あとは、やっぱり室内土足が普通なので、すぐひっかけられるビーサン。これに外出用を一足加えるなら、Tevaとかナイキのスポーツサンダルとかいいかなーと(自分の好み)。これで3足。でも、フランスでもスイスでも、街中では結構ヒールのあるサンダルを履いている女性が多かった。それこそ若い子から中年女性、なんならおばあちゃんまで。すごく細く高いヒールではもちろんないけれど、5センチ程度の太めのヒールか、ウェッジソール。あとは華やかな感じのトングサンダルかな。こういうのも、きれいな色のワンピとかロンパースとかと合わせるといいなーと思ったのでした。

こうして書き出してみると、この10年ほどで持ってくるものがずいぶん変わった。子どもがいるバケーションとなるとアクティビティの内容が、ショッピング&レストラン&街歩き…ではなく→ハイキング&ピクニック&水遊びとかになるので、どんどんカジュアルにスポーティになっていく私。昔はキレイ目な服やヒールが好きだったけど、そんなんじゃ子どもと一緒に走れないし。そして、コーデのバリエーションとかよりも、動きやすく洗濯しやすく何にでも合わせやすい服に。下着の量が減り、スポーツブラとかブラトップの割合が上がった(笑)。あと靴下の枚数。昔は、夏はもっぱらフラット&ヒールサンダルだったから、靴下を履くことがなかったなあ。スニーカーには必須。ママだから、中年だから、というよりは生活スタイルに合わせて着る物が変わっていってるんだなあとしみじみ。