ユルクネ。

*20代で渡米。30代になってから妊活、不妊治療。二児の母となり、アメリカで育児(自)中です。*

夫婦の間でのお金の管理

結婚初期、まだ子供がいない頃は完全別会計で、夫がいくら稼いでいるのかもあまりわかっていなかった。しかし、夫の方が収入が高く安定していたため、家賃・光熱費・食費とか出してくれていました。当時の私の収入はごくわずかだったので、自分の服とか娯楽費はここから出し、あとは貯蓄に回す。夫の収入で暮らし、妻の収入は主に貯蓄、というスタイルでした。この期間が結構長かったので、その頃にお互いのお金の使い方については特に口出ししない、という姿勢も確立。まあそれも、夫のお金の使い方が割と自分と似ていて、クレジットカードローンとかないし、身の丈にあった使い方しかしない人だと判明したからこそだったのかもしれません。

ちょうど第一子が生まれる頃に、私の仕事が安定し、収入も上がり、そして何より福利厚生を私の雇用主のものに変えたので、バランスが変わることに。住宅費や子供の保育費など大きいものは相変わらず夫が負担。保険などに加え、子供関連の出費や食費は買い物を担当する私が出す。まあ収入が上がったとは言っても夫の方が給料高いので、妻も少しは生活費を出すけれど、主に貯蓄担当、というのは変わらなかった。そしてこの頃は子供たちの保育園代がめちゃくちゃ高く、生活費カツカツだったので貯蓄も何もあったものではなかった。アメリカの保育園、乳幼児は月2000ドル以上かかるエリア。18ヶ月で少しだけ安くなるのだけれど、そのすぐ後に第二子の保育園も必要になったので、一時期は二人分で毎月3500ドル以上かかっていました。。。

そして結婚15年近くなった今、3度目の転機。バランス配分はあまり変わりませんが、この5年ほどで老後資金や教育資金の積み立て、投資口座の管理(やっとこれらができるようになった。。。!)、そしてクレカ活動の活発化に伴う複数口座の管理が必要になったのでそれら全て私が担当。これらを夫側がしている夫婦が周囲には多いのですが、うちの夫はあまり興味がないらしい。むしろ私に言われて初めて、老後資金口座のポートフォリオを調節したり、拠出額の調整を毎年行うようになったり、なので、もう自分がやるしかないと悟りました。そして私はその作業が嫌いではない。口座が順調に成長していくのを見るのは嬉しいし、クレカ活動で貯まったポイントを使って旅行を計画するのは楽しい。自分はこういうの好きなんだな〜と認識(数字に強いというわけではないけれど)。

以前はそれぞれのクレカ支払いを各々管理していましたが、支払い口座をjoint accountにして、支払日までに必要額が入っているか私が確認しやすくしました。ほんの少額彼名義の口座に入れる以外、給料の支払い口座をjoint accountにしてもらい、夫の収入はほぼここに入ってくるように。二人分のクレカ支払いを済ませた上で余剰資金があれば、適宜joint savings accountに入れていく。ここにプールしたお金は想定外の出費があったときや、大きな出費(家具とか家電とか家の修理とか)に当てる。

基本スタンスとして、お互いの買うものに口出ししないのは変わらないので、服とか靴とか嗜好品とかはそれぞれ好きに買う。お小遣いとかそういう概念はなし。私の美容院代にいくらかかっているのか知ったら夫は驚愕すると思います。ただし、高額な場合は家計の様子を見て決める必要があるので、大物のみ要相談。家具とか、車とか、家の修理とか。今のところ、我が家ではこれでうまく回っています。