ユルクネ。

*20代で渡米。30代になってから妊活、不妊治療。二児の母となり、アメリカで育児(自)中です。*

国際結婚てどうなの?

結婚なんて人それぞれなので国際結婚だろうとそうでなかろうと、個人差が激しいですが、よく言われたりすることに対し、思うところを。

  • 「言葉の壁があって大変でしょ?」

まあ、大変は大変、なのかな? 喧嘩する時に言葉が出てこなくてもどかしい、ていうのは確かにある。でもうちはあまり喧嘩しないので、そういう機会はあんまりない。国際結婚していて、パートナーと色々話すのが好きな友人は、「深い話ができないような語学力で国際結婚するとか信じられない!」と言ってるので、本人たちの性格や嗜好によるところが大きいのかと。友人の言う通り、かなりカタコトな感じの語学力でコミュニケーションをとり、それでもふつーに夫婦しているカップルも見かける。結婚して英語で生活してみて思うけど、生活で使う英語って決まっててパターンがあること多いから、夫婦で毎日深く語り合うとかでなければまあさほどの英語力はいらないのかも、とすら思ったり。どちらかというと、付き合っていた頃、生活とか子供とか入らず、お互いを知ろうとして深い話をたくさんしていた時期の方が語学力はいるんじゃないか? とりあえず、夫婦関係は、お互い相性がよくて、好きなら何とかなる。海外で生活するのに必要な語学力、て言うのはまた別の話。 

  • 「文化の違いとかあるから大変じゃない?」

これもよく言われます。なんかよく「大変」と思われる。しかし、これに関しては国際結婚で、相手は外国人で、文化の違いはあって当然と思ってるから、むしろ楽だと思う。はじめから期待値低いと、裏切られた感じというか失望感がなくなると思う。文化の差を感じることももちろんあるけれど、基本的な性格とか好みとか考え方とかが合っていると、その差も楽しめる。たとえば、ホリデーでご馳走を食べ飽きた後、なんか軽いものが食べたいね〜となったとします。うどんと野菜ラーメンどっちがいいかなーと思う私と、パンとチーズをかじりながらワインを飲む夫。または、ゆがいたとうもろこしを子供のおやつに出す私に「それは家畜の食べ物。。。」と言ったり。なんか笑ってしまいました。あとは土足で家に入るとか。うちは日本式に玄関で靴を脱ぐことにしてるけど、慌てて忘れ物を取りに入る時とか、夫はわざわざ靴を脱がない。私は超綺麗好きとかではないので目をつぶってやり過ごします。まあ、どれも私的には大したことではない。むしろネタ。

そして私は日本人だから日本の男性とは価値観や背景を共有しているところが多々あるけれど、それが自分の好きでない価値観だったりしたら、むしろそんなもの共有してなくていい。「夫婦関係」そして「家庭生活」と言うことに関しては、いわゆる日本的な考えがことごとく好きではないので、夫が外国人でよかった。それでも(それですら)思うところは多々ある。最近の日本人男性は違う、夫として理解があり、父として家庭生活に参加する、と聞きますから、個人差及び時代ということもあるのだろうけれど。日本人男性と結婚していても色々な悩みを抱えていたり、悩んでいる内容が似たり寄ったりだったりするのを見ると、国際結婚だろうがそうでなかろうが大した違いはない、と感じます。私には、むしろ国際結婚の方が期待値低くて精神的に楽。

  • 「どうやってパートナーと会ったの?」

アメリカにいると、国際結婚組多いので日本人からは日本にいるときほど聞かれない。アメリカ人と話してると、とりあえず、ってまず聞かれる。それぞれのカップルの馴れ初めって、色々なストーリーがあって、そのカップルを象徴するような感じなので、ちょっと仲良くなってくるとかなり最初の方で聞かれる質問。うちは夫がアメリカ人でなく、二人してノンネイティブ、かつ同国出身でないのが珍しいらしく、見ず知らずのフレンドリーな業者さんとかにも聞かれたり。

周りの日本人で国際結婚をしている人を見ると、パートナーが日本に滞在しているタイミングで出会った場合と、日本人の側がアメリカにいる間に出会ったパターンが多い。外国人が日本に来るというのは、留学(ごく少数)、短期の仕事、そして結構あるのはアメリカの軍関係。日本人がこちらに来るのはやっぱり留学が多いかな。シングルでそこそこ若い時にこっちで勉強したり、卒業後仕事したりしている間にパートナーと会う感じ。うちもお互い留学中でした。このパターンだと、お互いそこそこ英語力がつき、英語圏の第3国で暮らすという選択肢ができるのが、実は結構良かったなと今は思ってます。

 

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