ユルクネ。

*20代で渡米。30代になってから妊活、不妊治療。二児の母となり、アメリカで育児(自)中です。*

海外生活での自分のメンテ(ヘルスケア)

定期的にしている自分のメンテナンス。医療系では毎年の婦人科検診(血液検査も)、マンモグラフィー、眼科検診、そして年2回歯科検診。そして日本に一時帰国できたら人間ドック。一応健康体なのでごく普通のラインナップだと思いますが、これが普通という意識がつい最近までなかった。。。

私が子供の頃は、歯医者や眼医者はどこか問題がある人が治療に行くところ、という認識だったのでした。大人になってからも、婦人科は妊婦さんが行くところだと長らく思ってたので、妊活を始めてからやっと通いだし、自分の生理不順やPCOSを認識したのは30代に入ってからという遅さ。虫歯のない子供だったので歯科にはあまり縁がなく、過信していたら、ここに来て大きな虫歯が見つかったり。。。 眼科だけは、昔から目が悪かったので通ってましたが、それは眼鏡やコンタクトの処方のためで、自分の極度の近視が緑内障や白内障のリスクに繋がるだなんて頭をかすめもしなかった。

特に、アメリカに来てからは、医療システムそのものが日本と全く違う、どこに行ったらいいかわからない、というので、日々特に問題を感じていなかった若い頃はなおさら検診に行こうなどという気は湧かず。。。保険はあったものの、クリニックには縁がないまま何年も過ごしてしまいました。

しかし、子供ができてからは、自分の主治医(primary physician)は決まってなくても子供の小児科医(pediatrician)は絶対に決めなくてはならない。そして当然、自分も産婦人科医(obgyn)だけはみつける必要あり。赤ちゃんの成長に伴い、子供専門の歯科医(pediatric dentist)も必要。というので、ようやくアメリカでのヘルスケアの基盤ができ始めた(そしてこういう英単語には縁がなかったので、医者に行くたび自分のボキャブラリーを拡張する必要に迫られました〜)。

たぶん、家庭を持つまでは、アメリカで暮らす、という覚悟が決まっていなかったのかもしれないと思います。医療費系のホラーストーリーをよく聞くし、子供もおらず毎年一時帰国で時間があったので、その時にまとめて日本で医者にかかっていました。まあ、当時は夫も私も今ほど仕事が安定していなかったので、他の州や国に移るという可能性は大いにあったし、仕方なかったかな、とも思いますが。

とりあえず、海外の移住先でまだ先行きがわからないなら、日本でヘルスケア系のメンテを欠かさない。頻繁に一時帰国できないのであれば、現地でのケアオプションをチェックしておくことはしておいた方がいいかなと(今は)思います。

この国に当分はいそうな我が家なので、心理カウンセリングやフィジカルセラピーをヘルスケアの一部に取り入れて行きたいところです。