ユルクネ。

*20代で渡米。30代になってから妊活、不妊治療。二児の母となり、アメリカで育児(自)中です。*

読書の話

最近、耳読が好きです。特に、骨伝導イヤホンを買ってからは、本を読むと言えばこればっかり。お察しの通り、洗濯しながら、掃除しながら、本を読むことができるので、時間貧乏の子育て世代には最適!子育て中でなくとも、限られた1日の時間で効率よく読書できるのはありがたいんじゃないかな。

メモをとりながら読んだりもするので、ふとしたときにパッと作業の手を止められるようなタスクが相性よし。食器洗うとか手が濡れたりするのは△。でも、おおむね頭を使わないでできる単純作業をしているとき、暇してる脳を活用でき、体を動かしてタスクもこなしていけて最高。掃除や片付けをしながら読んで(聴いて)いると、本がおもしろくてやめたくなくなり、あそこもここもとどんどん片付いていく。シンクまで磨き出し、ピカピカ。好循環ができて達成感を感じられます。

あと、よくするのはジョギング中。これも同じく超単純な肉体的活動で脳は暇してるので、そういう時に本を読むのはもってこい。本が面白いところだと、もうちょっとだけ、と走る距離も伸びたりする。そして、本を読みたいからジョギング行こう、という動機付けにも。

そしてそして、もう一つ意外な利点は、英語はこの方が速いということ。個人の英語力によるかもですが、私は英語の速読が苦手、英語の本を読むのは日本語の本より時間がかかる。一語一語追ってしまい、知らない単語や発音が不明な単語とかでいちいちつまづく。もちろん毎回辞書ひいたりとかはしないのですが、スピードが落ちる。ところがこれが音で入ってくると、1、2語知らない言葉があってもまあ意味は推測できるし、音声はどんどん進んでいくのでその度につっかからないで済む。プロが読んでくれているので発音も正しいものが入ってくる。結果、サクサク読書が進むのです。以前は、就寝前にソファで英語の本を読もうものなら、目は疲れるわ、すぐ眠くなるわで、一冊読むのにすごく時間がかかっていた。でも耳読に切り替えたらかなり進むようになった。

振り返ってみると、英語を勉強していた若い頃、こうやってもっと耳からインプットすればよかったのかも。いつも目でしか見ていなかったら、スペリングから予測した間違った発音(特にアクセント)で覚えていた単語とか今山のようにある。これを初めから耳で聴いていれば、正しい発音で身についたのかもしれないなー、と。

あと、日本語は漢字が神なので、目で見てパッと意味が取れる。読むスピードの速さに貢献しているのかも。

耳読するのに困ることは、読みたい本のオーディオブックが必ずしもないこと、ですが、1日のうちで読書に使える時間は、かなり限られていて、マルチタスクしていても読みたい本の数に読書量が全く追いつかないので、まあいっか〜とオーディオブックがあるものに集中。こちらの図書館で本を借りたり、日本のAmazonでたまーに紙の本をまとめ買いしたりももちろんするので、どんどん読みたい本リストは長くなり、全く追いつかない。。。

とはいえ、以前は本なんて全く読まず、そんな暇なし!と思っていたので、生活スタイルがそこまで変わらずとも耳読することで本も読めるんだ!ていうのは嬉しい発見でした。